強迫性障害との戦い1

実は、私、強迫性障害でした。今も寛解とまではいってませんが、一時よりだいぶ良くなりました。強迫性障害というのは、強迫観念に縛られ、強迫行為をやめられなくなる疾患です。戸締りが気になって何時間も確認したり、不潔に思い何時間も手を洗ったりするなど、人によって様々な症状がでます。日本でもかなりの人が患っているらしいです。でも一方で、認知度の低い病気でもあります。私自身、そのような病があることを患うまで知りませんでした。

で、この病の辛さは、周囲から全く理解されない点にあります。普通の人から見れば、血が滲むまで手を洗ったりするなんて意味が分からないですよね。

でも、患っていた身として言うと、本当に辛いのは、私自身が『私は変だ。』と自覚していることだと思う。これが辛かった。

少しずつ自分が壊れていく感覚。

そして自分自身で変だと自覚しているだけに、この行為を隠れてする。

止められない自分。

自分が自分のコントロール外にいるのに、確実に精神力と体力を削がれていくのは自覚する。

終わりなき戦いに感じました。

少しでも多くの人にも理解してもらいたいと思い書きました。しばらく、この話を続けてみようと思います。

宜しければ、お付き合いください。