「さようなら」と言われたときは・・・
「さようなら」
また会えるとわかっている時はただの挨拶。
また会えるかどうか分からないときはちょっとした儀式。
もう絶対会えないときは・・・。
友達が少ない。
あまり電話をかけない。
だから電話もあまり鳴らない。
というよりほぼ鳴らない。
でも連絡先を知っているだけで安心できる。
だって本当に会いたいときには連絡できるから・・・
そう本当に会いたいときに会える人そんな人が友達なのかも。
でもでも。
ある日突然
「今まで本当にありがとう。」
それだけ言い残して消えてしまい、電話がつながらなくなった友達がいたら・・・
ある日突然
携帯電話が水没してしまったら・・・
うーん。
「さようなら。」の予感もせずに消えてしまった人たちがいる。
大昔は携帯電話もなかったし、固定電話も引っ越してしまえばそれきり。
だから
「縁」だの。「赤い糸。」だの。
この世にあるのか無いのかわからないものに縋り付いて生きていけた。
それだけに人とのつながりももっと大切にしていた時代があった気がする。
「一期一会」も実感できた。
でも今はあまりに便利な世の中。
本当に会えなくなるなんて考えられない。
それだけに、もう会えないと分かっている「さようなら」への耐性がない。
でも本当に会いたい人がいるときは
「縁」だのなんだのを信じてもいいのかも。
「もう会えない。」と思って泣きながら生きるより。
「きっと会えるさ!」そう思って生きているほうがよっぽど楽しい。
人生なんてどうせ暇つぶし。
だったら「楽しく」生きてみよう!