言葉が好き!2(大好きだった人へ)

やっぱり言葉が好き。

高校時代に付き合っていた彼女。

『あぅー』

マイナスなことがあるとよく言っていた。

知的な彼女は、しっかり言葉を知っていて、擬音語に頼らなくても伝えたいことを伝えることができる人だった。

そんな彼女でも、『あぅー』としか表現出来ない出来事。痛すぎるのではないけど、ちょっとだけ誰かに共感してほしい出来事について、彼女は『あぅー』と表現していた気がする。今から思うと懐かしい。

そんな彼女でしたが、ある日、私の下駄箱に手紙を残してくれました。

『アイスが美味しいと感じる場所で待っています。』とだけ書いてありました。

私はすぐ高校近くにある公園を思いました。

そこに向かうとブランコの上に彼女がいました!

その後アイスを食べたかどうかは覚えていません。でも、共感出来ていたこと、共感出来ることを信じてもらえていたことが嬉しかったことを鮮明に覚えています。

当時はまだ携帯もなかった(ポケベル世代なので…88の番号が懐かしい!)ので、もし、私が彼女の謎を解けなければ、どうするつもりだったのかなぁ。

もう聞くことは出来ないけれど、今、こたえがとても知りたいです。