言葉が好き3
言葉が好き。
人が使う言葉って、
なんだかその人の『人となり』を表してしまう気がする。
かく言う私も、言葉には自信がない。
(だったら書くなよ。というツッコミはスルー)
でも自信がないから、出来る限り真摯でありたいと思ってはいます。
職業柄、いろいろな本を読む機会が多い。
文体からその人を勝手に想像することも多い。
そんな性癖のある私は、電車の中で読書している人がいると中身が気になる。流石に覗きこむなどというハシタナイことはしません。(きっと、私は育ちがいいのです。)しかし、書店のブックカバーがついていない本を読んでいる人を運良く発見してしまうと、もう止められないのです。タイトルだけならと見てしまいます。そういう場合、大抵、期待外れのビジネス書か英単語帳だったりするのです。
で今度はブックカバーのついている人が気になってくる。それでも、私は親の教育が良かったせいで、覗き込んだりはしません。でも、読んでいる人の佇まいから内容を想像してしまうのです。
ここまでくるともう『育ちの良い変態の領域』
ここでふと思う。
『なぜ、そんなに気になるか?』
きっと人が好きなのです。
少しでも人と共感したい。そんな気持ちが根底にある気がします。『人は他人を100パーセントは理解出来ない。』理解出来ないけれど、『共感』は出来るのでは?という希望があるのです。
最近は、電車の中で本を読んでいる人が本当に少なくなった。不思議とスマホを見ている人の中身は気にならない。世代の違いかなぁ。
いや。
育ちが良いからだろう。